私たちは信じています。誰もが、自分だけのテンポで、自分だけの景色へ歩む力を持っていることを。そして、子どもたちの内にある枠を越える衝動こそが、未来を切り拓く原動力であることを。
支援とは、正解へ均すことではありません。違いをつなぎ、動きを生み、時に一人では届かない場所まで流れを運ぶこと。私たちは協働と創造のチームとして並走し、個々のリズムが互いに呼応する場をつくります。
うねりは一瞬では生まれません。小さな合図が重なり、やがて方向性を持った動きになる。理念は飾りではなく、日々の選択を導く羅針盤です。
子どもたちの力は、ときに既定の枠を突き破り、こちらの想定を易々と越えていきます。私たちはその瞬間を、音響の世界でいう「clipping=音割れ」に重ね合わせました。一般には避けるべき現象とされますが、私たちはあえてそこに注目します。限界を越える刹那には、抑えきれない音が割れるほどの生命力が宿るからです。
私たちが望むのは、規定値に合わせて整えることではなく、子どもたちが跳びぬけた個性をそのまま鳴らすこと。だからこそ “clippin'” を名に選びました。
さらに “clip” には「切り取る」「留める」「大切な場面を収める」という意味があります。戸惑いながら踏み出した一歩、友だちに差し出された小さな手、ふっと表情がほどける瞬間——支援の現場には、未来へ向かうかけがえのない瞬間が絶え間なく生まれます。私たちはそれらを丁寧に“clip”し、積み重ねていきます。
そしてエネルギーは止まりません。今この瞬間にも、挑戦は進行形(-in’)で生まれ続けている。その実感を名前に刻みました。clippin' は、限界を越える息づかいと、小さな光を見逃さないまなざしの両方を抱いた、私たちの支援の姿勢そのものです。
この社名には、私たちの組織観と支援観をそのまま封じ込めました。
まず サンプル(Sample)。それは一人ひとりが持つ「個性・経験・背景・専門性」です。同じものは一つとしてありません。私たちは組織の色に均質化せず、むしろ多様さを素材として尊びます。
次に シーケンス(Sequence)。異なるサンプルを適切な順序や関係性でつなぎ、機能する流れ——つまり秩序を生み出すことです。理念を核に、各人の強みを固有のリズムとして尊重しながら配置するとき、単なる集まりはうねりへと変わります。私たちが目指すのは、違いの共鳴です。異質さは摩擦ではなく推進力になり得る。違いを力に変えることを、社名で宣言しています。
この構えは子どもたちの成長にも通じます。一人ひとりに、その子だけの成長の順番がある。誰かの型に合わせるのではなく、その子のシーケンスに寄り添い、サンプル=個性を引き出す。私たちのチーム編成も支援も、同じ原理で動いています。
私たちは、「個性は響きあい、支援はうねりとなる」という企業理念のもと、 一人ひとりの違いや可能性を尊重し、子どもたちが“自分らしく未来を描く力”を育めるよう、日々の支援に取り組んでいます。
この理念に共感し、同じ志を持った職員が集まりました。
多様な専門性と経験を持つスタッフが、それぞれの視点を活かしながら、
「子どもたちにとって本当に必要な支援とは何か」を、対話し、考え、実践しています。
そして私たちは、「自立する力」「挑戦する心」「思いやる心」の育成を通じて、
未来の社会を担う存在を育てることを、支援の目的として大切にしています。
私たちが重んじる3つの姿勢は、以下のとおりです
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